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ヒトには6種類のグラム単位の多量ミネラルが必要である。4種類(ナトリウム,カリウム,カルシウムおよびマグネシウム)は陽イオンであり,2種類(リンおよび塩素)は陰イオンを伴う。1日当たりの必要量は0.3〜2.0gの範囲である。
ヒトには9種類の痕跡ミネラル(微量ミネラル)が微量必要である:クロム,銅,ヨウ素,鉄,フッ素,マンガン,モリブデン,セレニウム,および亜鉛。(摂取源,機能,欠乏および毒性の影響,治療用量および食事からの必要摂取量に関しては,ミネラルの欠乏症および中毒症: ミネラル表 1: およびミネラルの欠乏症および中毒症: ミネラルの1日当たり推奨摂取量*表 2: 参照)。微量ミネラルはいずれも高濃度で毒性を示し,一部(ヒ素,ニッケルおよびクロム)は発癌物質である可能性がある。
ミネラル欠乏(鉄,亜鉛およびヨウ素の欠乏を除く)が普通の食事を摂取している成人に自然発症的に生じることはあまりないが,乳児は成長が早く,摂取も様々であるため,欠乏を生じやすい。遺伝性疾患(例,ヘモクロマトーシス,ウィルソン病),腎透析,経静脈栄養または先天性代謝異常患者に処方される食事制限により,微量ミネラルの不均衡が生じることがある。微量ミネラル(例,セレニウム)の過剰摂取により,中毒症を引き起こすことがある。
最終改訂月 2005年11月
最終更新月 2005年11月
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