メルクマニュアル18版 日本語版
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マロリーワイス症候群

マロリーワイス症候群は,嘔吐,悪心,または吃逆に起因する下部食道および近位胃の非穿孔性粘膜裂傷である。

当初,アルコール中毒者において報告されたが,マロリーワイス症候群は激しく嘔吐するあらゆる患者に起こりうる。上部消化管出血の原因の約5%を占める。ほとんどの出血は自然に止まるが,輸血または内視鏡的止血(エタノール,ポリドカノール,もしくはエピネフリンの注入,または電気焼灼による)などの重大な介入を必要とする重度の出血が患者の約10%に起こる。また,出血を抑えるために,血管造影下でピトレシン動脈内注入または治療的左胃動脈塞栓術を行ってもよい。外科手術はめったに必要でない。

最終改訂月 2005年11月

最終更新月 2005年11月

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