メルクマニュアル18版 日本語版
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皮膚優位型血管炎

(白血球破砕性血管炎;過敏性血管炎)

主として皮膚血管炎は,主に小さい皮膚血管を侵す脈管炎であり,皮膚病変を起こす。

主に皮膚血管炎のよくある原因には,血清病,感染症(例,C型肝炎),癌,リウマチ性またはその他の自己免疫疾患,薬物過敏症などがある。全身性血管炎もありうるが,脈管炎の全身性壊死性の型よりも一般に軽度である。免疫複合体の沈着は,おそらく血管の炎症の媒介となる。しばしば好中球は小血管内で崩壊し(白血球崩壊),白血球破砕性血管炎を起こす。

皮膚優位型血管炎は,様々な皮膚病変,最も多くは触知可能な紫斑を引き起こすことがある。多発性関節痛や発熱などの全身症状がしばしばある。診断は皮膚生検により行う。治療は血管炎の根本的な原因によって決定する。原因が確認されずに重度の全身性血管炎が発症するならば,結節性多発動脈炎の場合と同様に,患者はコルチコステロイドと,ときに免疫抑制薬の投与を受けるべきである。

最終改訂月 2005年11月

最終更新月 2005年11月

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