|
胸膜生検は,胸腔穿刺を繰り返しても診断がつかない場合に,滲出性胸水の原因疾患を診断するために行う。検査室の技術の向上,胸水の新しい診断検査(例,アデノシンデアミナーゼ濃度,インターフェロンγ,結核の疑いに対してPCR検査),および広く利用できるようになった胸腔鏡検査などにより,この手技の必要性が減っている。
経皮胸膜生検は,この手技の訓練を受けた呼吸器科医または外科医によってのみ行われるべきである。技術は胸腔穿刺と本質的には同じであり,ベッドサイドで行うことができる;患者の特別な準備は必要ない。皮膚の1カ所から少なくとも3検体,カッティングチャンバーを3時,6時,9時の方向に向けて得たものが,組織診および培養のために必要である。
合併症のリスクが増大するため,胸部X線が生検後に行われるべきである;合併症は胸腔穿刺と同じであるが,気胸と出血の発生率は高くなる。
最終改訂月 2005年11月
最終更新月 2005年11月
|