メルクマニュアル18版 日本語版
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眼瞼痙攣

眼瞼痙攣は眼周囲の筋肉の痙攣で,不随意の瞬目および閉瞼を生じる。

眼瞼痙攣は他の眼疾患の結果として起こりうるが,原因は不明であることが最も多い。男性よりも女性に好発し,家系内で発生する傾向がある。続発性の眼瞼痙攣は眼の刺激症状(例,睫毛乱生,角膜異物,乾性角結膜炎)を有する患者および痙攣を生じる全身性の神経学的疾患(例,パーキンソン病)患者でも起こりうる。

症状は,不随意の瞬目および閉瞼で,重症例では開瞼できなくなる。痙攣は,疲労,明るい光,不安により悪化する。治療は眼輪筋内へのボツリヌス毒素の注射であるが,ほとんどの例で治療を繰り返さなければならず,これにより永久的に眼瞼下垂を起こすことがある。抗不安薬が役に立つこともある。眼窩周囲の筋肉を切除する手術も有効であるが,合併症の危険があるためボツリヌス毒素療法が失敗した場合のみ検討する。サングラスは,眼瞼痙攣の原因となる,または眼瞼痙攣を伴う光感受性の軽減に役立つ。

最終改訂月 2005年11月

最終更新月 2005年11月

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