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フリクテン角結膜炎(フリクテン結膜炎;フリクテン症)

フリクテン角結膜炎は角膜および結膜の細菌性抗原に対する過敏反応で,角膜または結膜の炎症による孤立性隆起病変を特徴とする。

フリクテン角結膜炎は細菌性抗原,主にブドウ球菌に対する過敏反応の結果生じるが,結核,クラミジア,その他の病因も関与する。小児に好発する。

角膜輪部,角膜または眼球結膜上に黄灰色の小隆起群(フリクテン)が現れ,数日から2週間続く。結膜上では,これらの隆起は潰瘍化するが,瘢痕を残さずに治癒する。角膜が侵された場合は,重度の流涙,羞明,疼痛,異物感が顕著なことがある。頻繁な再発,特に二次感染を伴う場合は角膜混濁および新生血管を引き起こし,視力が低下することがある。

診断は特徴的な臨床所見に基づく。結核検査が適応となりうる。治療はコルチコステロイドと抗生物質の局所投与の併用を行う。フリクテン症が脂漏性眼瞼炎を伴う場合は,眼瞼のこすり洗いにより再発を抑えることができる。

最終改訂月 2005年11月

最終更新月 2005年11月

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